日経平均 | 2万7,761.57円 △347.69円 |
為替 | 1ドル=129.9円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 11億828万株 |
売買代金 | 2兆6,793億円 |
値上り銘柄数 | 995銘柄 |
値下り銘柄数 | 774銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 109.92% |
市況概況
米国株高を受けて買い先行、指数に影響の大きな銘柄が高いものの……
米国株が大幅高になったことから、買い先行となった。ただ、寄り付きの買いが一巡すると「月初の買いが続くのかどうか」という懸念から、買い戻し一巡となったものから手仕舞い売りに押される展開になった。それでも月初の買いが入っているようで、下値を試す動きから、一転して再度買い直された。値持ちが良い展開で、前場の取引を終えた。
昼の時間帯は、特に方向感はなく、後場は冴えない始まりになった。それでも売り急ぐことはなく、値持ちが良いと買い戻しが入る状況で、さらに戻りを試す動きになった。
一気に買い上がるというようなことはなく、ジリジリ上昇したあとは再び、上値の重さが気になりだした。上値は重かったが、かといって売り急ぐことはなく、最後まで値持ちがよかった。高値圏での引けとなった。
小型銘柄は、買い戻しが見られて総じて堅調、マザーズ指数は大幅高になった。先物は、まとまった売り買いが少なく、指数を動かすような場面はほとんどみられなかった。現物株の持高調整が中心となっていたようで、先物は指数に追随する形となった。
月初の買いは入っていたようだが、個別の需給で指数が押し上げられた。特に米国の市場に反応したということでもなく、空売りが積み上がっていたということで買い戻しが入ったということだ。
積極的に買い上がる水準でもなく、買い戻し一巡したものから手仕舞い売りに押されることになりそうだ。空売りが積み上がっていればさらに上値を試すことになるのだろうが、強気な味方が増えれば空売りも積み上がらなくなるだろう。
テクニカル分析
日経平均
上に放れた形ではあるが、移動平均線からの乖離も大きく、上値の重さが嫌気されるとまずは窓埋めということになるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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