日経平均 | 2万7,413.88円 ▲44.01円 |
為替 | 1ドル=129.96円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 10億9,537万株 |
売買代金 | 2兆5,463億円 |
値上り銘柄数 | 579銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,192銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 111.04% |
市況概況
米国株安を受けて売り先行も月初の買いで下げ渋ったものの手仕舞い売りに押されて冴えない展開
米国株が軟調となったことで売り先行となった。月初の買いは期待されたものの寄り付きの売りが一巡となっても下げ止まらず下値を試す動きとなった。それでも、いったん底堅さが見られると買い戻しも入り、その後も月初の買いと見られる動きもあって下げ渋りとなった。
昼の時間帯も買い戻しが優勢で戻りを試す動きとなり、後場も本日の高値水準から始まった。ただ、寄り付きの買いが一巡となると今度は6月2日(木)の終値を上回らないということで上値も重く、手仕舞い売りに押され再度下げ幅を拡大となった。
それでも前場の安値を試すようなこともなく指数は小動きとなった。引けを意識する時間帯からは買い戻しや月初の買いと戻り売りや手仕舞い売りのせめぎあいということで上がれば売られ、下がれば買われ、下げ幅を広げる場面もあった。最後は買い戻しなどもあって結局は高値圏での引けとなったが戻りきらず軟調だった。
小型銘柄は2022年6月1日の反動もあり手仕舞い売りに押されて総じて軟調だった。マザーズ指数は大幅安となった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を方向付けるような動きはあまり見られなかったが散発的にまとまった売りもあり、指数の上値を押さえる要因となっていた。
月初の買いは見られたがさすがに上値が重くなった。節目とみられる2万7,500円を超えないということ、まだまだ下値模索の保ち合いが続いているということだろう。
買い上がる材料には乏しく、指数に影響の大きな銘柄がそろって買われるというようなこともない。上値の重さが確認され、戻りのめどが確認されたことで今度は再度下値を試すことになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
三役好転となってからは保ち合いが続いている。上値の重さが気になるということで今度は下値を試すことになりそうだ。25移動平均線や基準線、75日移動平均線や雲のサポートを確認することになるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。