日経平均 | 2万7,457.89円 178.09円 |
為替 | 1ドル=129.35円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 12億2,885万株 |
売買代金 | 2兆8,972億円 |
値上り銘柄数 | 1,547銘柄 |
値下り銘柄数 | 258銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 107.64% |
市況概況
米国株安も月初の買いが入り堅調
米国株は軟調だったが買い先行となり、6月相場入りということで月初の買いが入り総じて堅調だった。寄り付きの買いが一巡となった後も買い戻しなどを交えて上値を試す動きになり、昨日(2022年5月31日)の高値水準まで上昇となった。
昨日と同じようにさすがに2万7,500円の節目を意識すると買いきれず、かといって売り急ぐということもなく値持ちのいいまま前場の取引を終えた。
昼の時間帯は、特に売り買いの材料があったわけではなかったが値持ちはよく、後場も若干売られたものの値持ちのいい始まりとなった。
その後は、手仕舞い売りに上げ幅縮小となる場面はあったが、2万7,400円では買い戻しも入り、さらに買い直されるような月初の買いは続いた。目先筋の手仕舞い売りや戻り売りをこなして堅調だった。値上がり銘柄数の割には日経平均は上値が重かったが、TOPIXは大幅高となった。
小型銘柄は買い戻しや月初の買いがみられて堅調、マザーズ指数は大幅高となった。先物はまとまった買いが散発的に見られ、指数を押し上げる場面があった。一方で売り急ぐということもなく上がれば売りという展開ではあったものの下押し要因とはならなかった。
想定通り月初の買いが見られ堅調だった。明日も引き続き月初の買いは見られると思うが週末金曜日はさすがに手仕舞い売りに押されるということになりそうだ。
米国市場次第という面もあるが2万7,500円水準では上値も重く、ここからはよほど空売りが積み上がらない限り上値も重いということになるだろう。作戦としては引き続き売り上がりという戦略で良いと思う。
テクニカル分析
日経平均
気迷い線を上に抜けたという形だが、毛抜き天井となる可能性もある。遅行スパンもローソク足の高値の日柄であり、ちょうどここがピークということになりそうだ。明日はまだ値持ちはいいかもしれないが、少なくとも上値は重いと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。