日経平均 | 2万7,369.43円 587.75円 |
為替 | 1ドル=127.08円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億8,174万株 |
売買代金 | 4兆3,018億円 |
値上り銘柄数 | 1,552銘柄 |
値下り銘柄数 | 253銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 101.90% |
市況概況
米国株高を受け買戻しを急ぐ展開から大幅高
2022年5月30日(月)。週末の米国株が大きく上昇となり、買い先行になった。買い気配から始まる銘柄が散見されるなど、大幅高の始まりなった。
寄り付きの買いが一巡した後は、売り急ぐ動きが見られなかった。下がらないから買い戻す、買い戻しが入って上値追いとなると空売りが入る、下がらないから買い戻す、というような展開に。指数先行で大幅高になった。
昼の時間帯は特に動きがなかった。後場は、買い先行になった後、前場同様に「下がらないから買う」という展開で、買いが買いを呼び、さらに上値を試す動きになった。
結局、最後まで売り急ぐことはなく、買いが買いを呼ぶ展開で指数を押し上げ大幅高になった。節目とみられる2万7,000円を超えたことで、買い戻しを急ぐ動きが見られた。
小型銘柄は、売られたものから買い戻される状況で、総じて堅調。マザーズ指数は大幅高になった。
先物は、まとまった買いが散発的にみられ、売りはほとんどみられず、買い戻しを急ぐ動きになり、指数を押し上げる要因となった。レバレッジ型ETF(上場投資信託)の空売りの買い戻しに伴う買いもあったようだ。
上値の節目とみられる2万7,000円を大きく超えてきた。チャート上も節目を抜けた形でもあり、今後は2万7,500円~2万7,600円水準をしっかりと抜けるかどうか、そして、2万7,000円台固めとなるか、2万7,500円固めとなるかが注目される。
まだまだ保ち合い相場の上限という見方をしておいて、2万7,000円を割り込まないということを確認してから買い直すということでいいのだろう。
テクニカル分析
日経平均
「三役好転」となった。今度は移動平均線や雲のサポートを確認しながらの戻りも期待されるが、まずは2万7,000円台固めとなるのかどうか、4月21日の高値を抜けるかどうかが注目される。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。