日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 2万6,604.84円 ▲72.96円
為替 1ドル=127.26円
売買高(東証プライム、以下同) 10億8,581万株
売買代金 2兆7,142億円
値上り銘柄数 1,036銘柄
値下り銘柄数 718銘柄
騰落レシオ(25日) 92.31%

市況概況

今日も方向感に乏しく小動き

米国株は堅調。特にナスダック指数が大幅高となったが、引け後の半導体株の業績見通しが予想を下回ったこともあり、本日(2022年5月26日)の日本市場は買い先行になった。しかし、上値は重い展開だった。

寄り付きの買いが一巡した後は、買い戻しが続いた。上値の節目と見られた2万6,800円を超えて、2万6,900円水準まで上昇。それでも2万7,000円までは届かないと見ると、手仕舞い売りに押されて結局は「行って来い」となった。

昼の時間帯は特に動きが見られず、後場に入るとさらに動かなくなった。2万6,700円を超えると売られるような感じで、売り直されるものは多く、日経平均も前場の安値をうかがうような動きになった。それでも、前場の安値水準である2万6,600円を下回ることもなく、指数は閑散、小動きだった。

結局、冴えないながらも最後まで売り急ぐことはなかった。しかし、最後の最後に一気に手仕舞い売りがあって2万6,500円台をつけ、ぎりぎり2万6,600円台の安値圏で引けになった。

小型銘柄は、買い戻しなどがあって、堅調なものは多く、マザーズ指数は大幅高となった。売られすぎの自律反発というに過ぎず、反騰というよりは下げ渋りという雰囲気だった。

先物は、まとまった売り買いが入って指数を動かす場面はあったが、一貫性があるわけでもなく、方向付けるような動きはなかった。

昨日(2022年5月25日)に続いて、小動きとなった。特に、後場は、閑散とした雰囲気で、売る人は売り、買う人は買ったということだろう。ここからは保ち合いをどちらに放れるかということであり、放れた方に大きく動くことになりそうだ。

それでも下値は2万6,000円、上値は2万7,000円あたりがいいところで、これまで同様の保ち合いの範疇という動きがまだまだ続きそうだ。月末の売りを意識する動きになるのかどうかということだ。

テクニカル分析

日経平均
25日移動平均線や基準線、75日移動平均線や雲が収斂しているところでまさに「固まった」形だ。雲をどちらに抜けるかということなのだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。