日経平均 | 2万6,781.68円 176.84円 |
為替 | 1ドル=126.79円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 11億6,839万株 |
売買代金 | 2兆9,671億円 |
値上り銘柄数 | 1,228銘柄 |
値下り銘柄数 | 548銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 99.41% |
市況概況
米国株高で買い先行となるも上値が重く冴えない展開
米国株が大幅高になったことで、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、寄り付きから買い先行になった。
寄り付きの買いが一巡した後、しばらくは値持ちがよかったが、2万7,000円の節目は超えなかった。腰が据わった買いは入らないので、買い戻し一巡から手仕舞い売りに押されて上げ幅は縮小。特に、買い上がる材料がないので、一旦、上値が重くなると「さらに買えない」ということなのだろう。
昼の時間帯も特に材料がなく、後場も冴えない始まりになった。一旦は売られたものの、売り急ぐこともなく、買い戻しが主体で、指数は戻り歩調となった。しかし、今度は2万6,800円すら超えないということで、売り直されて再び、下値を試す展開になった。それでも、結局、最後は週末の買い戻しがあって堅調な引けになった。
小型銘柄は、手仕舞い売りに押されるものが多く、マザーズ指数は一時、大幅安になるなど軟調だった。相変わらず買われすぎまでは買えないということで、買い戻し以外に買いが入らないものが多く、総じて軟調だった。
先物は、まとまった売り買いが散発的に見られた。指数を動かす場面はあったが、断続的な売り買いはなく、指数を方向付けるようなことはなかった。
相変わらず買えない状況だ。買う人は買って、売る人は売っている状態なので、新たな参加者が現れないと大きく動くまで動かないのだろう。
少し動きが見られても、節目以上にも以下にも買わない、売らない、ということだ。目先筋は、買っても売っても、すぐに反対売買するような感じで持ち切れず、右往左往するだけなのだろう。
下落トレンドからの脱却はまだまだ先という見方で引き続き割安銘柄が安くなったら買うというスタンスでいいだろう。
テクニカル分析
日経平均
引き続き方向感が見られない。25日移動平均線や基準線、75日移動平均線や雲が収斂しているところで「固まった」状態から脱していない。引き続き雲をどちらに抜けるかということなのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。