日経平均 | 2万7,943.95円 28.06円 |
為替 | 1ドル=132.97円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 11億7,458万株 |
売買代金 | 2兆6,762億円 |
値上り銘柄数 | 1,031銘柄 |
値下り銘柄数 | 729銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 109.99% |
市況概況
一時2万8,000円を超えるもさすがに上値は重いか
米国株は小動きだったが夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、買い先行となった。それでも寄り付きの買いが一巡となると手仕舞い売りに押され軟調となった。寄り天かと思ったのだが、底堅さが確認されると再度上昇をはじめ、今度は2万8,000円台まで上昇となった。
日銀総裁の発言なのか先物にまとまった売りが出て一気に下げる場面もあったが、すぐに買い戻しが入り再度高値を試すような引けとなった。
昼の時間帯も特に売り急ぐということでもなく、値持ちの良さから後場も買い戻しが先行して上値を試す動きとなった。
それでも2万8,100円を超えず上値の重さが確認されると手仕舞い売りに押され、結局は2万8,000円を割り込んでの引けとなった。TOPIXは案外値持ちも良かったのだが、日経平均は買い戻し一巡から売られるものも多かった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調、マザーズ指数は大幅安となった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られたが一方向に動くということでもなく、売っては買い戻し、買っては投げという目先の持高調整が中心となっていたようだ。
月初の買いが終わったわりには堅調で一時2万8,000円を超える場面もあったが、さすがに目先的な過熱感もあり上値も重くなった。買い戻し一巡となったものから売られるということなのだろうが、買われすぎ感が強い銘柄も多く、再度調整となってくるのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
最後の抱き線ではなかったが高値圏での「コマ」が出現、明日大きな陰線を引くと下値を試すことになる。明日の寄り付きから動いた方に大きく動くことになるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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