日経平均 | 2万7,699.25円 ▼215.41円 |
為替 | 1ドル=136.30円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 8億2,392万株 |
売買代金 | 2兆614円 |
値上り銘柄数 | 672銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,088銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 132.57% |
市況概況
買い戻し一巡となったものから売られ冴えない展開
2022年7月までの急騰の反動もあり手仕舞い売りが優勢な始まりとなった。週末の夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も軟調となっていたこともあり、寄り付きから大きく売られるものもあった。ただ、寄り付きの売りが一巡となった後は戻りを試す動きとなった。それでも戻りが鈍いと見ると手仕舞い売りも嵩んで買い戻し一巡となったものから売られるという状況だった。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場も戻りかけて始まったのだが戻らないとなると手仕舞い売りが嵩み、買い戻しも入るのだが戻らないという状況だった。特に売り急ぐということでもなかったのだが、買い戻しが一巡となったことで買い気に乏しく、ちょっとした売りに押されるものが多かったということだろう。まだまだ保ち合い相場が続いているということのようだ。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多くマザーズ指数は大幅安となった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を大きく動かすような場面もほとんどなかった。方向感が出るというよりは上がれば売られ、下がれば買われるというような感じだった。
さすがに急騰後ということで上値も重くなった形だ。売り急ぐこともなくまだまだ買い戻しも多いということなのだろうが、積極的な買い手は相変わらず不在ということで決算発表が出揃ってくるまでは右往左往しながらも上がり切らず、下がり切らずというような保ち合いが続くということなのだろう。まずは米国のFOMC(公開市場委員会)など金融政策の方向性などを見極めるということなのだろうが、決算をどこまで織り込んでいるのかということでの波乱もありそうだ。
テクニカル分析
日経平均
移動平均線や基準線などとの乖離も大きく、節目と見られる2万8,000円を抜けなかったということでの手仕舞い売りに押された。調整となったものと思われ、下値を試すことになるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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