日経平均 | 2万7,803.00円 △122.74円 |
為替 | 1ドル=138.29円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 9億7,053万株 |
売買代金 | 2兆5,079億円 |
値上り銘柄数 | 1,312銘柄 |
値下り銘柄数 | 441銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 132.57% |
市況概況
いったん上値の重さも確認されたが日銀の金融政策決定会合を終えて買い戻しも入り堅調
米国株は堅調だったが、2022年7月20日の大幅高の反動もあり夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が軟調だったことから売り先行となった。
それでも寄り付きの売りが一巡となると買い戻しを急ぐ動きもあって昨日の終値を意識する水準まで戻し、戻りきらないとなると売り直されたが寄り付きの水準を維持すると買い戻しが入り再び昨日の終値を意識する水準まで上昇となった。
昼の時間帯に日銀の金融政策決定会合の結果が発表されると何も変わることはなかったのだが先物の買い戻しも入り、後場に入ると一段高となって昨日の戻り高値を更新となった。その後も値持ちの良い展開が続き、最後は買い戻しを急ぐ動きもあって高値引けとなった。指数に影響に大きな銘柄を中心に空売りが積み上がっており、買い戻しが主体で指数を押し上げた。
小型銘柄も買い戻しなども交えて総じて堅調、マザーズ指数は大幅高となった。先物はまとまった売り買いが断続的にみられるということもなかったのだが、散発的にまとまった売り買いも見られ、指数が振らされる場面もあった。それでも方向感が出るようなこともなく、指数先行という感じだった。
節目とみられる2万7,500円や2万7,000円を試すでもなく堅調な地合いが続いた。日銀の金融政策決定会合の結果を見てもとても買える状況ではないのだが、買えないだけに空売りが積み上がってそれだけ買い戻しが入るということなのだろう。
当面は目先の需給と決算動向に振らされることになりそうだ。ここからは上値の重さが嫌気されると一気に調整ということもあるだろう。指数に影響の大きな銘柄の空売り次第ということなのだろう。
テクニカル分析
日経平均
連日の大きな陽線だが、買い戻しが出尽くしたかどうかということになる。移動平均線からの乖離も大きく上値は重いだろう。下ヒゲをつけたことでここが天井となる可能性もある。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。