日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 2万7,914.66円 △111.66円
為替 1ドル=137.84円
売買高(東証プライム、以下同) 9億9,386万株
売買代金 2兆6,252億円
値上り銘柄数 1,014銘柄
値下り銘柄数 712銘柄
騰落レシオ(25日) 132.57%

市況概況

週末の買い戻しなどが入り堅調

米国株は堅調だったが2022年7月21日が高値引けとなったこともあり、手仕舞い売りに押されて軟調な始まりとなった。いったん下値を試す動きとなったが、すぐに買い戻しが入り、値持ちが良いと見ると買い戻しを急ぐ動きも見られて堅調な展開となった。2万7,900円まで到達すると手仕舞い売りもあって上げ幅を若干縮小して前場の取引を終えた。

昼の時間帯も特に材料もなく後場も買い戻しが先行する形で2万7,900円を超えて始まった。2022年7月21日同様に下がらないから買い戻すといいうような状況で、2万8,000円というきりのいい数字を目指す展開となったが、さすがに週末の手仕舞い売りもあって上値は重く、指数は小動きとなった。2万8,000円まで届かないということで手仕舞い売りや指数に影響の大きな銘柄への空売りも見られたようだが、最後まで下がらないことで買い戻しが入り昨日同様に高値圏での引けとなった。

小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調だった。マザーズ指数も小幅のマイナスとなった。先物はまとまった売り買いは少なく、指数を動かす場面もほとんど見られなかった。ここのところの傾向として指数が先行し先物が追随するような展開が見られる。

一気に2万8,000円を意識するところまで上昇となった。2021年9月の相場のようにこれまでの上昇相場と同じで特に材料がなく、空売りの買い戻しで指数が押し上げられるという状況で特に買い上がるような動きがないなかで指数だけが高いというような感じだ。好調な決算を発表したものも上昇となってはいるが上値も重いという状況であり、決算発表が出揃って企業業績の先行きへの懸念が薄まるということでないと売り直されるのだろう。

テクニカル分析

日経平均
連日の陽線となっているということは買い戻しが主体と思われる。移動平均線や基準線、雲からの乖離も大きく雲のねじれのタイミングで今度は下値を試すことになるのだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。