日経平均 | 2万6,571.87円 △140.32円 |
為替 | 1ドル=144.43円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 11億4,557万株 |
売買代金 | 2兆6,736億円 |
値上り銘柄数 | 124銘柄 |
値下り銘柄数 | 637銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 80.72% |
市況概況
米国株安にも関わらず買い先行となるも冴えない展開
米国株が軟調、ダウ平均などが大幅安となるなかで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物がしっかりとした動きとなっており、買い戻しも交えて買い先行となった。
寄り付きの買いが一巡となった後も先物の買いが指数を押し上げる形で戻りを試す動きもあったが、上値の重さが嫌気されて反発も限定的となった。積極的に買い上がる材料もなく、2022年9月26日(火)売られたものが買い直されてはいたものの戻りも鈍かったという感じだった。
昼の時間帯はさらに手仕舞い売りに押される形で昨日同様に冴えない展開となり、後場は上げ幅を縮小して始まった。戻りかける場面もあったのだが、かなり上値は重く、指数は小動きとなり、じりじりと値を消すものも散見された。
結局、指数は身動きが取れずに小動きで、孕み足となった。ここから方向感が出るかどうかということだが、2万6,000円台での保ち合いでの日柄調整となるか、いったん2万6,000円あたりを試すことになるのだと思う。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものも見られて堅調なものも多かった。マザーズ指数もグロース指数も手仕舞い売りをこなして大幅高だった。先物はまとまった売り買いが散見され、指数を動かす場面もあったが、大きく方向感が出るということはなかった。
反発となったが、戻りも鈍く下値模索という状況には変わりないだろう。月末の売り、配当落ちなどへの警戒と、月初の買いと悪材料出尽くし期待とが交錯する形での下値模索が続くということなのだろう。
割安銘柄が配当落ちとなるような場面では買い場と考えて良いと思う。ただ、買われすぎ銘柄の修正安はまだまだ続くということだろう。
テクニカル分析
日経平均
十字足での孕み足となった。孕みは放れにつけということで月曜日の高値を抜けるか、安値を割り込むか、で方向が決まるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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