日経平均 | 2万7,153.83円 ▼159.30円 |
為替 | 1ドル=145.17円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 11億4,475万株 |
売買代金 | 2兆6,518億円 |
値上り銘柄数 | 626銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,105銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 83.47% |
市況概況
日銀の発表を受けて下げ渋るも冴えない展開
米国株が大きく下落したことを受けて売り先行となり、寄り付きの売りが一巡となった後も買いが入らず、2万7,000円の節目を割り込んでようやく底入れ感がでた。
日銀の金融政策決定会合の結果発表待ちで動きが取れず、安値圏でのもみ合いとなった。特に買い上がる材料もなく、日銀のスタンスを見極めたいという感じだった。
昼の時間帯も特に動きは見られなかったが、日銀の結果発表を受けて若干、買い戻しなどが優勢となった。それでも積極的に買い上がるということでもなく、指数に影響の大きな銘柄には相変わらず動きが悪いものもあり日経平均は軟調となった。
戻りを試すような動きも見られたが、3連休を控えていることもあり、最後まで買い切れず、最後は手仕舞い売りに押されて冴えない展開となった。
小型銘柄も売り先行となったが、売られすぎ銘柄の買い戻しなどもあって下げ渋り、高くなるものも見られた。マザーズ指数やグロース指数は堅調だった。
先物はまとまった売り買いは散発的に見られたものの大きく指数を動かすようなこともなく、しっかりと方向感が見られるということでもなかった。3連休前の手仕舞いの売り買い、ヘッジの売り買いというような何が注文のついたものが多かったのではないかと思う。
下値を試す動きとなって、2万7,000円を割り込んだところで下げ渋りとなった。日銀も相変わらず何も変わらず、債券の利回りも低いままでの買い入れを続けるということだ。
インフレに対して警戒感が出ているなかで、円安が進んでいることなどが嫌気されるようであれば、相場全体の戻りが鈍く、戻りが鈍いと売り直されるということもあるだろう。いずれにしても月末まで下値を試す動きが続くと思う。
テクニカル分析
日経平均
雲を下に放れ、売り時代となった。ここからは雲や75日移動平均線が上値を押さえる形で調整が長引きそうだ。改めて日柄調整か値幅調整が見られると思う。
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