日経平均 | 27,313.13円 ▼375.29円 |
為替 | 1ドル=143.85円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 10億6,875万株 |
売買代金 | 2兆4,719億円 |
値上り銘柄数 | 289銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,491銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 89.75% |
市況概況
米国株安を受けて大幅下落
日米の金融政策決定会合を控えた連休の谷間ということで方向感が見えにくいなかで米国株が大幅安となったことを受けて売り先行となった。
寄り付きの売りが一巡となった後も買いが入らず冴えない展開となったことで売り直されてさらに下値を試す展開となった。それでもさすがに27,300円水準では下げ渋りとなり戻りも鈍いもののさらに売られるということもなく大幅安水準で前場の取引を終えた。
昼の時間帯も特に動きは見られず、若干買い戻しなども見られ、後場は戻り歩調となった。戻りは鈍いものの「閑散に売り無し」と値持ちは良く、買い戻しが入ると下げ幅を縮小となった。
ただ、買い急ぐこともなく大きな戻りということではなく、逆に最後は手仕舞い売りもかさみ、安値圏で大幅安水準での引けとなった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調、マザーズ指数やグロース株指数は大幅安となった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたが買いに対しては売り向かう形で、上値を押さえ、売りに対しては買いが入らず指数を下押すというような展開だった。
保ち合い相場の中ではあるのだが、指数は下落圧力も強いような感じだ。9月中間期末ということでの買い戻しなども見られるのだが、それ以上に手仕舞い売りや持高調整の売りが出易いという状況なのだろう。
これからさらに3連休があり、月末の売りに対する警戒があり、日米の金融政策決定会合の結果でいったん悪材料出尽くしとなったとしても買えない状況が続くと思われ冴えない展開となると思う。
テクニカル分析
日経平均
様子見気分が強く持高調整の売り買いが一段落という感じだ。雲の下限にサポートされて戻せるのかどうかということであり、雲を割り込むと調整が長く、深くなりそうだ。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。