日経平均 | 27,688.42円 △120.77円 |
為替 | 1ドル=143.42円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 10億3,441万株 |
売買代金 | 2兆5,566億円 |
値上り銘柄数 | 1,293銘柄 |
値下り銘柄数 | 478銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 94.08% |
市況概況
連休明けの買い戻しで堅調
日本市場が連休中の米国株が大きく下がらなかったことが好感されて買い戻しが優勢となり、買い先行の始まりとなった。
買い気配から始まるものなども見られ、大きく上昇して始まったものの、寄り付きの買いが一巡となると上値の重さも気になり、手仕舞い売りに押される展開となった。先週末の終値を意識すると再度買い直されて案外値持ちの良い展開だった。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場に入ってからも特に大きな動きはなかった。朝方から消費者物価指数(CPI)の発表などへの反応も全く見られなかったように、特に材料視されるものもなく、米FOMC(公開市場委員会)や日銀の金融政策決定会合などを控えて持高調整すらも一巡となった感もある。
今週は3日しか立ち合いがなく積極的な売り買いは手控えられ、目先の持高調整の売り買いや配当取り、優待取りの動きだけという感じだ。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く、マザーズ指数もグロース株指数も大幅下落となった。売られているというよりも買いがないという感じでもあるが、指数は大きな下落となった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られるものの、大きく方向付けるようなこともなく、様子見気分の強い展開だった。
保ち合い相場が通いているということで良いのだろう。下値模索となるかと思ったが、意外に値持ちの良い展開だった。
今週は連休の谷間ということでもあり、方向感に乏しい展開が続くのではないかと思う。もちろん、米FOMCや日銀の金融政策決定会合で何かサプライズでもあれば別だが、米国での大幅利上げ継続、日銀の金融緩和継続には変わりないだろう。
業績面で先が見えているということでもないので、最後まで買い切れず、売られすぎ銘柄、割安銘柄に資金がシフトする可能性もありそうだ。
テクニカル分析
日経平均
売り買いの決定的な材料がないということで節目を意識した動きになっている。75日移動平均線にサポートされた形だが、上値は雲の上限を抜けきれないだろう。
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