日経平均 | 27,875.91円 △57.29円 |
為替 | 1ドル=143.67円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 8億9,754万株 |
売買代金 | 2兆3,326億円 |
値上り銘柄数 | 980銘柄 |
値下り銘柄数 | 757銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 98.18% |
市況概況
米国株高を受けて買い先行も上値の重い展開
米国株が堅調となったことや昨日の大幅下落の反動から買い先行となった。ただ、寄り付きの買いが一巡となったあとは手仕舞い売りもあって冴えない動きとなり、昨日の終値近辺まで下げては買い戻しが入るという状況だった。それでも底堅さが見られたことでの買い戻しなども入り前場は高値引けとなった。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場は若干売り先行で始まったとはいっても売り急ぐようなこともなく後場は全く方向感が見られず、指数は小動きとなった。
特に買い上がるといいうことでもなく、売り急ぐでもなく、個別の需給で買い戻しが入るものが高いというような感じで全く方向感はなかった。結局最後まで動きは見られず、堅調ながらも上値の重い展開となった。昨日の下落の反動の割には戻りも鈍く、戻りが鈍いわりに堅調という感じだった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものも見られ総じて堅調だったが、最後は手仕舞い売りに押されてマザーズ指数の上昇も限られた。先物はまとまった売り買いが散発的に見られたものの指数を大きく動かすようなこともなく、上がれば売られ、下がれば買われるというような展開だった。
最近では特にテーマを持っての相場が見られず、米国の金融緩和終了のスピードが早いことへの警戒が根強いという感じだ。積極的に買い上がるような材料もなく、逆に景気が悪いのか、良いのかよくわからないという雰囲気でもあり、日銀の金融緩和継続もそろそろ疑心暗鬼となってきており、買えない状況が続いている。
買えないから空売りが積み上がり、買い戻しが入るから高い、値持ちが良いということなので、いったん大きく下押すような場面もあるのではないかと思う。そして阿鼻叫喚の下落があれば、今度はそのタイミングが当面の底値ということなのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
完全に気迷い線となった。遅行スパンがローソク足に絡むところで、明日急騰すればさらに高くなり、明日冴えない展開だと下落するのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。