日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 2万8,614.63円 △72.52円
為替 1ドル=142.32円
売買高(東証プライム、以下同) 9億3,159万株
売買代金 2兆3,608億円
値上り銘柄数 1,008銘柄
値下り銘柄数 735銘柄
騰落レシオ(25日) 102.39%

市況概況

米国株高を受けて堅調

米国株が引き続き堅調となったことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物もしっかりとした動きとなり、買い先行となった。

寄り付きの買いが一巡となったあとは上値も重く、いったん2022年9月12日の終値を下回る場面もあったのだが、すぐに買い戻しが入り再度高値を試す展開となった。それでも特に買い上がる材料もなく買い戻し一巡となったものから手仕舞い売りに押され、指数は小動きとなった。

昼の時間帯も方向感は見られず、後場に入ってからも冴えない展開が続いた。それでも何とか前日比でプラスを保っていたことで引けを意識する時間帯からは買い戻しも入り、戻り歩調で堅調な引けとなった。

指数に影響の大きな銘柄の値動きも今一つ悪く、電子部品株などが米アップルの製品が期待されるということで買われ、個別にゲーム株などが買われてしっかりとした展開にはなったものの買い戻し一巡感も強まっている感じだ。

小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、マザーズ指数も冴えない展開だった。先物もまとまった売り買いは散発的に見られるものの、大きく指数を動かすようなこともなく、方向付けるような断続的な売り買いは全く見られなかった。

特に買い材料がない割には堅調な展開だが、まだまだ買い戻しが主体ということだろう。上値を買い上がるような材料もなく、積極的に買っているような動きも見られない。あくまでも目先の需給ということなのだろうが、ここからは上がらなければ売られるということもあるだろう。

空売りがさらに積み上がるのかどうか、2022年9月13日の値動きを見ていると買い戻しもかなり進んだようにも見られるのでいったんは戻りも一服となるのではないかと思う。

テクニカル分析

日経平均

堅調だが上値も重く、出来高も少ないので戻りも一服ということなのだと思う。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。