日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 2万8,542.11円 △327.36円
為替 1ドル=143.41円
売買高(東証プライム、以下同) 9億2,587万株
売買代金 2兆1,699億円
値上り銘柄数 1,259銘柄
値下り銘柄数 488銘柄
騰落レシオ(25日) 101.25%

市況概況

週末の米国株高を受けて大幅高

2022年9月2周目に米国株が大きく上昇となったことを受けて、本日の日本市場は買い先行となった。寄り付きから買い気配で始まるものも見られるなど買い戻しを急ぐ動きが見られ、寄り付きの買いが一巡となった後も堅調な地合いが続いた。

いったん買い戻し一巡となって2万8,600円をつけたところからは手仕舞い売りに押されて上げ幅を縮小2万8,500円を割り込む場面もあったのだが、すぐに買い戻されて再度2万8,500円台での動きとなった。

昼の時間帯も特に動きは見られず、後場はご多分に漏れず指数は小動きとなった。売り買いを急ぐような材料もなく、買われすぎ銘柄も買い戻しが入っているのか堅調なものが目立ち、総じて値持ちの良い展開が続いた。

積極的に買い上がるということもないのだが、「閑散に売り無し」ということで売られることもなく、結局最後まで値持ちの良い展開が続いた。

小型銘柄も幕間つなぎ的に買われるものや買い戻しが入り総じて堅調、マザーズ指数は大幅高となった。先物もまとまった売り買いが断続的に見られるようなことはなく、目先的な持高調整の売り買いが中心という感じだった。期末特有の動きも特に見られず、嵐の前の静けさという感じだった。

相変わらず目先の需給だけの相場ということで大幅高となった。買い上がる材料がないので、上昇するところでは空売りも積み上がるというようなことで、指数に影響の大きな銘柄が牽引するような形で指数を引き上げ、大幅高となっている。

これからは空売りが積み上がらなければ買い戻し一巡となったものから売り直されるということになるのだろうし、いったん下落となると急落すると思う。期末要因での波乱もあり、意外高や意外安も警戒しておくと良いと思う。

テクニカル分析

日経平均

25日移動平均線や基準線を抜けてきたが気迷い気分の強い形となっている。動いた方に大きく動くことになるのだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。