日経平均 | 28,065.28円 △634.98円 |
為替 | 1ドル=143.67円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 12億0,765万株 |
売買代金 | 2兆9818億円 |
値上り銘柄数 | 1,704銘柄 |
値下り銘柄数 | 103銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 100.21% |
市況概況
米国株高を受けてSQ前に大幅高
米国株が大幅高となったことから買い先行となった。節目とみられる27,800円を前に寄り付いたあとも指数先行という形で上昇が続き一気に28,000円を試す動きとなった。
さすがに28,000円をつけると買い戻し一巡感もあり上値も重くなったが、先物・オプションSQ(特別清算指数)算出に絡む持高調整、先物・オプション取引最終日の持高調整の影響もあり大きな上昇となった。
昼の時間帯は特に動きは見られず、後場も28,000円を意識しながらの始まりとなった。その後も値持ちの良さから買い戻しを急ぐ動きもあって28,000円台に乗せると明日のSQを意識しているのか値持ちの良い展開が続いた。最後は買い戻しやSQを意識した買いが入り結局は高値圏での引けとなった。
小型銘柄も堅調なものが多かったのだが、指数先行、日経平均先行の上昇だけに上値も限られた。マザーズ指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られ、特に買い急ぐような動きもあった。指数を押し上げる要因となるように乗り換えの売り買いも買いが先行するような感じだった。
世界的なインフレ懸念が根強いなかで再度一気に切り返す動きとなった。ただ、多分にSQを意識した動きであり、明日のSQ後は再度手仕舞い売りに押されることになりそうだ。特に買い上がる材料もなく、円安も懸念材料とされるような状況であり、地政学リスクなどもあって買えない状況は続くだろう。ここで空売りが積み上がらなければ再度調整となると思う。
テクニカル分析
日経平均
75日移動平均線のサポートを確認しての上昇となったが25日移動平均線や基準線に上値を押さえられるだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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