日経平均 | 2万7,818.62円 ▼796.01円 |
為替 | 1ドル=143.67円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 12億0,048万株 |
売買代金 | 3兆620億円 |
値上り銘柄数 | 132銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,675銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 98.18% |
市況概況
米国株の暴落を受けてほぼ全面安
米国株が利上げ幅拡大懸念から大きく売られたことで、2022年9月14日の日本市場も売り先行となった。寄り付きから売り気配で始まる銘柄も多く、大きく下落しての始まりだった。
ただ、寄り付きの売りが一巡となると買い戻しや高配当銘柄や好優待銘柄に買いも入り下げ渋りとなった。いったん下げ渋ると買い戻しも入り節目と見られる2万8,000円水準まで戻して前場の取引を終えた。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場に入ってから指数は小動きとなった。それでも買い戻し一巡から売り直される銘柄なども見られて再度下値を試す動きとなった。その後は若干持ち直したものの売られすぎ銘柄を中心に戻りの鈍さを嫌気するような動きも見られ、結局は安値圏での引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、マザーズ指数も大幅安となった。先物はまとまった買いはほとんど入らず、ちょっとした売りが出ると大きく下げるというような感じで、指数を下押す場面もあった。
買い材料がないから買われていたものが一転して売られる展開となった。売り方の回転が効いた状態ということでもあり、世界的な金余りの終焉を嫌気するような世界同時株安となった感じだ。
ここから株価が立ち直るには企業業績が回復することが目に見えてくるとか、目先の空売りが積み上がるということでないと戻らないと思う。
買われすぎ銘柄を中心に再度修正安がみられそうで、冴えない展開が続くのだろう。それでも空売りが積み上がる可能性も高く、保ち合い相場の下値を試すようなことなのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
一気に大きな下落となって、75日移動平均線や雲のサポートが期待されるところだ。ここで下げ止まらないと、以外に大きな下落ということになるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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