日経平均 | 2万7567.65円 ▼308.26円 |
為替 | 1ドル=143.67円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 14億1,756万株 |
売買代金 | 3兆4,048億円 |
値上り銘柄数 | 551銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,234銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 90.26% |
市況概況
米国株安を受けて売り先行、3連休を控えた週末で手仕舞い売りに押され大幅安
米国株が軟調、特にナスダック指数が大幅安となったことを受けて売り先行となった。2022年9月15日の相場でも上値の重さが気になるところでもあり、買い戻し一巡となったものから売られるという展開で冴えない動きとなった。それでも節目と見られる2万7,500円を割り込むということでもなく、パニック的な売りも見られず、大幅安ではあるものの売り急ぐような動きも見られなかった。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場も若干買い先行となったものの上値も重く、持高調整の売り買いが中心となるなかで指数は小動きとなった。結局は上値が重いということで買い気の乏しい中で手仕舞い売りが優勢となり、安値圏での引けとなったが、慌てた売りというよりは持高調整の売り、ヘッジの売りというような感じで落ち着いたなかで指数が大幅安となった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調、マザーズ指数は大幅安となった。積極的に買いが入らないということでもあり、総じて軟調となった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたものの指数を動かすようなこともなく、あくまでも持高調整の売り買いというような感じで方向感を出すこともなかった。
大幅安となったものの市場に悲壮感が漂うということもなく、売り急ぐようなこともなかった。保ち合いを前提としての上がれば売り、下がれば買いということに加え、期末要因での配当取りの買いや配当取りでの持高調整などが中心となったものと思われる。銘柄入れ替えの影響もあってか、日経平均の下げが大きかった。
テクニカル分析
日経平均
売り買いの決定的な材料がないということで節目を意識した動きになっている。75日移動平均線にサポートされた形だが、上値は雲の上限を抜けきれないだろう。
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当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。