日経平均 | 2万6,215.79円 △278.58円 |
為替 | 1ドル=145.09円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 12億6,934万株 |
売買代金 | 2兆9,122億円 |
値上り銘柄数 | 893銘柄 |
値下り銘柄数 | 883銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 78.31% |
市況概況
米国株安を受けて売り先行も、月末要因の剥落や月初の買いで大幅高
2022年9月末の米国株が大幅下落となったこともあり、売り先行となった。ただ、先週末の月末要因での売り一巡感や寄り付きからの売りで手仕舞い売り一巡となったことで下げ渋り、いったん下げ渋ると月初の買いもあってじりじりと上昇する形となった。結局最後は上値の重さが見られたものの指数は値持ちの良い展開で前場の取引を終えた。
昼の時間帯には特に方向感はなく、後場は若干売り先行となるような雰囲気だった。ただ、売り急ぐ動きが見られず月初の買いが続き、戻したとことでの空売りも見られたようで、最後は買い戻しなどもあって大幅高となった。月末要因で売られた面もあり、指数に影響の大きな銘柄が指数を押し上げる形で日経平均は大幅高となった。
小型銘柄も総じて堅調でマザーズ指数やグロース指数も堅調だったが、日経平均ほどの上昇とはならなかった。先物はまとまった買いが散発的に見られ、指数を押し上げる場面も見られた。断続的な動きとはならず方向感が見られるということでもなかった。
月初の買いが期待通りに入ったという感じだ。2022年9月末の売り要因は剥落したことで空売りの買い戻しが入ったというよりは月初の買いで押し上げられたという形だ。
ただ、香港市場は相変わらず大幅に下落しており、2022年9月末売りが終わったことで反発となったもののここから上昇トレンドとなるというよりはまだまだ戻りを試すということだろう。
2万6,000円台でも保ち合いが続くということであり、2万6,000円割れを試すような場面もあるものと思われるが、空売りが積み上がれば2万7,000円程度まで戻すこともあるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
移動平均線や基準線、雲などからの乖離も大きくいったん下げ止まるとしっかりと反発するということだろう。底入れ感が出たということでもないが戻りを試す動きが期待される。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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