日経平均 | 27,120.53円 △128.32円 |
為替 | 1ドル=144.22円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 11億8,570万株 |
売買代金 | 2兆8,269億円 |
値上り銘柄数 | 898銘柄 |
値下り銘柄数 | 849銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 90.76% |
市況概況
米国株高を受けて買い先行も月初の買いも減少して上値も重い
米国株が大幅高となったことから買い先行となった。買い気配から始まる銘柄などもあり大幅高の始まりとなったが、寄り付きの買いが一巡となると今度は手仕舞い売りもあって上げ幅を縮小、昨日までのような月初の買いも見られず、上値の重い展開となった。
さすがに昨日の終値を意識し、27,000円を意識すると買い戻しも入るという状況で下がることはなく、堅調ながらも上値の重い展開となった。
昼の時間帯も手仕舞い売りに押される展開となり、後場も冴えない始まりとなった。それでも27,000円を試すような売りもなく、買い上がる動きもないかわりに売られないという状況で値持ちの良い展開となった。最後は値持ちの良さから買い戻しを急ぐ動きもあり、寄り付き水準までは戻さなかったものの堅調な引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものも多く見られ、マザーズ指数やグロース指数は堅調ながらも上値の重い展開となった。先物もまとまった売り買いは散発的に見られるものの指数を大きく動かすようなこともなく、あくまでも目先の持高調整の売り買いというような雰囲気だった。
月初の買いも途切れたということで上値の重い展開となった。さすがに27,000円まで一気に戻したということで手仕舞い売りも多かったものと思われる。さらに上値を買い上がるだけの材料もなく、米国の経済指標の発表やそれに伴っての金利の動きなどを気にしながらの展開となるのだろう。
米国の金融緩和の終了が止まったわけでもなく、企業業績が好調ということが確認されたということでもなく、インフレ懸念がなくなったわけでもなく、何も変わらないということでまだまだ保ち合い相場が続くということだろう。
テクニカル分析
日経平均
寄り天の下ヒゲ坊主なので、首つり足と同じ意味となった可能性もある。基準線まで戻し、25日移動平均線や75日移動平均線、雲を意識したところでもあり、戻りもここまでということだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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