日経平均 | 2万6,992.21円 △776.42円 |
為替 | 1ドル=144.82円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 13億7,866万株 |
売買代金 | 3兆2,293億円 |
値上り銘柄数 | 1,777銘柄 |
値下り銘柄数 | 52銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 84.77% |
市況概況
米国株高を受けて買い先行で始まり、月初の買いが続いて大幅高
米国株が大幅高となったことを受けて買い先行となった。寄り付きの買いが一巡となった後も買い戻しを急ぐ動きや月初の買いが続き大きく指数を押し上げる展開となった。手仕舞い売りを急ぐでもなく戻り売りがかさむでもなく値持ちの良い展開でほぼ全面高となった。
昼の時間帯も特に売り急ぐこともなく、さらに2022年10月月初の買いが続き後場も堅調な始まりとなった。前場の高値を抜けると上値の節目と見られる2万7,000円を試す動きになったが、2万7,000円をつけず手仕舞い売りに押されて上げ幅を縮小しても大きく売られるということもなく、結局最後まで月初の買いや買い戻しが続き2万7,000円を超えることはなかったものの高値引けとなった。
小型銘柄も総じて堅調だった。マザーズ指数やグロース指数も大幅高となった。先物は散発的にまとまった買いも見られ、指数を押し上げる場面もあったが、断続的に指数を大きく押し上げるということでもなく、目先的な売りをこなして買いが入ったというような雰囲気だった。
引き続き月初の買いも入っていたようで連日の大幅高となった。かねてより指摘していた通り、9月、10月というのも一方向に大きく振れやすい相場であり、大きく戻すことになった。ただ、周囲の環境は何一つ変わったということでもなく、米国での利上げ継続、日本での金融緩和の継続ということに変化は見られない。
まだまだ米国の経済指標やそれに伴う金利の動向などに振らされることになるのだろうが、基本的には上がれば売られ、下がれば買われることになりそうだ。指数に影響の大きな銘柄に空売りが積み上がればさらに上値を試すことになるのだろうが、2万7,000円をつけなかったことで手仕舞い売りも嵩んで来るのだろう。
テクニカル分析
日経平均
急落時の「窓埋め」という展開になった。2万6,000円~2万7,000円を中心とした保ち合いが続くのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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