日経平均 | 26,401.25円 ▼714.86円 |
為替 | 1ドル=145.82円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 12億9,646万株 |
売買代金 | 3兆1,594億円 |
値上り銘柄数 | 211銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,594銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 88.56% |
市況概況
3連休中の米国株が大幅安となったことで大幅安
日本市場が3連休となっている間の米国株が大きく下落したことから売り先行となった。夜間取引や祝日取引の日経平均先物も大きく売られており、売り気配から始まる銘柄も多く、寄り付きから大きな下げとなった。
寄り付きからの売りが一巡となった後もほとんど買い気は見られず、戻れば売りというよりも戻らないから売りというような状況で節目と見られる26,500円台の安値圏で前場の取引を終えた。
昼の時間帯には買い戻しが入る場面もあったのだが、結局は後場も冴えない始まりとなり、日銀の買いが入らないことが確認されると手仕舞い売りを急ぐ動きも見られてさらに下げ幅拡大となった。
いったん26,500円を割り込むと一気に下値を試す動きとなり、最後まで戻らないから売るというような感じで買い気に乏しい中で若干買い戻しもあってかろうじて26,400円台で引けとなった。
小型銘柄は売り飽き気分が出ている銘柄も大きく比較的小さな下げだったが物色対象も絞り切れず最後は大きく売られるものが多くなった。マザーズ指数やグロース指数は大幅安だった。先物もまとまった買いはほとんど見られず散発的にまとまった売りが出るというような状況で、指数の下支えとはならなかった。
月初の買いが入らないとこんなもんだということで大きな下落となった。今週末はオプションSQ(特別清算指数)算出もあり、いったん下方向に向かうと再度保ち合いの下値を試すことになるのだろう。
買える材料もなく、ここからは決算発表などに反応することになるのだろうが、慎重な見方が増えるとさらに下値を試す動きが続くということなのだろう。
テクニカル分析
日経平均
節目とみられる27,000円をあっさりと割込み、26,500円も下回った。下値を試す動きだが、移動平均からの乖離が大きくなると売り難さも出てくるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。