日経平均 | 27,311.30円 △190.77円 |
為替 | 1ドル=144.52円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 11億3,943万株 |
売買代金 | 2兆7,186億円 |
値上り銘柄数 | 1,338銘柄 |
値下り銘柄数 | 414銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 89.22% |
市況概況
米国株に関係なく買い戻しなどもあって堅調
米国株は冴えない展開となったにも関わらず、本日の日本市場は買い先行となった。特に材料があったということでもないのだが、買い戻しを急ぐ動きなどもあって指数を押し上げ、寄り付きの買いが一巡となった後も月初の買いのような買いが見られて指数は堅調だった。いったん手仕舞い売りに押されるような場面もあったのだが、結局は高値圏での引けとなった。
昼の時間帯も特に材料もなかったが、後場も買い先行となった。ただ、27,400円を超えることなく、指数は小動きとなった。上値も重かったのだが、売り急ぐということもなく、値持ちが良いからといって買い戻しを急ぐでもなく、ほとんど値動きが見られなかった。さすがに引けを意識すす時間帯からは手仕舞い売りもあって上げ幅を若干縮小、最後は後場の安値引けとなった。
小型銘柄も買い戻しを交えて堅調となるものが多かった。マザーズ指数やグロース指数は大幅高となった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたが指数を大きく動かすようなこともなく、指数に追随するような恰好だった。
月初の買いも途切れたと思われたが意外に強い相場となった。さすがに上値は重くなったが、案外値持ちも良かった。指数に影響の大きな銘柄の一部が買い戻しなどで指数を押し上げたということなのだろうが、閑散に売り無しというような感じで手掛かりに乏しい中では値持ちが良い相場展開となった。
それでも米雇用統計の発表を控えていることや3連休ということでの買い戻しを急ぐ動きで値持ちが良かったものと思われ、買い戻し一巡となったものから売られるだろう。
テクニカル分析
日経平均
上値は25日移動平均線や75日移動平均線、雲に押さられる形となった。再度節目とみられる27,000円を試すことになるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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