日経平均 | 27,663.39円 ▼15.53円 |
為替 | 1ドル=147.51円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 14億3,069万株 |
売買代金 | 3兆3,798億円 |
値上り銘柄数 | 739銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,019銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 104.86% |
市況概況
方向感に乏しい展開
米国株は軟調となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られていたことから本日の日本市場は売り先行となった。それでも好調な決算発表を受けての買いなどもあって寄り付きからの売りが一巡となると戻りを試す動きとなった。
明日が休場となることや米国のFOMC(公開市場委員会)の結果発表などを控えていることもあり、積極的に買い上がるということでもなかったのだが、昨日の終値を上回る堅調な展開となった。
昼の時間帯も方向感に乏しく、後場も値持ちは良いものの27,700円を意識すると買えないという感じで上値の重い始まりとなった。上値の重さが嫌気されると手仕舞い売りに押される場面も見られなど総じて冴えない展開となった。
それでも売り急ぐこともなく、指数は小動きで値持ちの良い展開となった。TOPIXはプラス圏で推移するなど堅調なものも見られ、買い戻しも入りじりじりと下げ幅を縮小、下がらないから買い戻すということで下げ渋りとなった。日経平均は小幅安、TOPIXは小幅高と値持ちの良い展開となった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調となり、マザーズ指数やグロース指数は大幅安だった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を動かすことも方向付けるようなこともほとんどなかった。目先の持高調整も一巡となった感もあり、最後まで方向感はなかった。
上値の重い展開なのだが値持ちも良い感じだ。月初の買いの影響もあると思うが上値を積極的に買い上がるでもなく、割安銘柄の修正高は見られるものの買い急ぎは見られない。
日経平均は上昇トレンドに転じるかどうかというところだが、ここからは上値も重くなり、米国市場次第ではあるものの買い戻し一巡となったものから売られることになりそうだ。空売りがどこまで積み上がるかということも指数が上に抜けるかどうかということになる。
テクニカル分析
日経平均
雲を抜けかけてきた。ここで抜ければ、雲のサポートを確認しながら戻りを試すことになるのだろうが、抜けなければ雲の急落に合わせての調整となるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。