本記事は、宮本剛獅氏の著書『1%の超一流が実践している仕事のシン哲学』(クロスメディア・パブリッシング)の中から一部を抜粋・編集しています

休みの日に、二流は疲れを溜める 一流は「体」を休ませる 超一流は「脳」を休ませる

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(画像=JenkoAtaman/stock.adobe.com)

残念な人は休日に疲れを溜める

忙しいビジネスマンにとって、休日を「どう過ごすか?」は大事な問題です。

心と身体を整えて、良好なコンディションで次の週を迎えるためには、どのような準備が必要なのか?

その過ごし方にも大きな違いがあります。

二流のビジネスマンは、気持ちを切り替えたり、気分をリフレッシュすることを最優先させています。

家族や友人と温泉旅行に行く、スポーツを楽しむ、バーベキュー・パーティーを開いて仲間たちと飲食を満喫するなど、「休日=レジャー」と考えて、アクティブに行動します。

気持ちの切り替えという意味では十分に効果があるでしょうが、「たまの休み」という意識が強いせいか、アクティブになり過ぎる傾向があります。

休日の疲れを溜めたまま翌週を迎えるビジネスマンは、意外と多いものです。

一流は、身体を休ませて、日ごろの疲れを取ることを第一に考えます。できるだけ外出を控えて、室内で読書をしたり、ゆったりと音楽鑑賞をして休日を過ごします。

仕事ができる人に共通する弱点は、「24時間、つねに仕事のことを考えている」というクセにあります。

屋内で心静かに過ごすことによって身体の疲れは取れるでしょうが、意外と気分のリフレッシュができないのです。