普段とは違う脳の使い方をして活性化させる

超一流は「脳」を休めることを一番の目的にして休日を過ごしています。

脳を休めるというのは、脳を使わないということではなく、普段とは違う部分の脳を使うことによって、脳全体を活性化させる……というイメージです。

たとえば、ボディビルをしている人は、筋肉を鍛えてムキムキの身体をしています。ヨガをやっている人は、しなやかで引き締まった身体をしています。その両方のいいところを取り入れてバランスのいい身体を作るために、平日、ボディビルをやっている人が土日にヨガをやる……のと同じ発想です。

超一流は「ビジネス脳」をフル回転させて平日を送っていますから、子供と遊んだり、家族で近所の公園へ散歩に出かけるなど、普段とは違う脳の使い方を心がけて、脳をリフレッシュさせています。

自分の脳を活性化させるための休日の過ごし方が、家族サービスになっていることも、彼らにとっては理にかなっていることなのです。

1%の超一流が実践している仕事のシン哲学
宮本剛獅(みやもと・つよし)
25歳でプロテニスプレーヤーを引退後、外資系金融会社のモルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックスでセールスに従事。いずれもトップセールスとして活躍する。その後、企業の事業再生などに携わった後、独立。人材紹介業を中心とした株式会社人材コンサルティング&カンパニーを起ち上げ、1000社以上のクライアント企業の採用コンサルティングや、1万人を超える求職者の転職サポートを行う。

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