本記事は、大村大次郎氏の著書『サラリーマンのための起業の教科書:損しないフリーランスの極意』(小学館)の中から一部を抜粋・編集しています。
なぜ金持ちフリーランスは4年落ちの高級外車を買うのか
フリーランスにとってもっとも減価償却に接する事例というのは、クルマといえます。
クルマは、ほとんどの場合、普通に走れるものであれば10万円以上するので、減価償却をしなくてはなりません(格安中古車を除いて)。
車の減価償却にはちょっとした裏ワザがあります。
というのも、中古車を購入すれば、非常に効果的な節税になるのです。
中古資産の耐用年数というのは、次のようになります。
(法定耐用年数-経過年数)+(経過年数×0.2)
*1年未満の端数は切り捨て、2年に満たないときは2年
となると、4年経過した中古車の場合、法定耐用年数は6年で経過年数が4年なので、
(法定耐用年数6年-経過年数4年)+(経過期間4年×0.2)=耐用年数2年(端数は切り捨て)
となります。