日経平均 | 26,447.87円 △42.00円 |
為替 | 1ドル=132.84円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 9億1,840万株 |
売買代金 | 1兆9,955億87百万円 |
値上り銘柄数 | 1,293銘柄 |
値下り銘柄数 | 421銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 93.68% |
市況概況
懸念した通りの安値引け
米国市場が休場となるなかで昨日の堅調な地合いが続き買い先行となった。ただ、寄り付きの買いが一巡となった後は手仕舞い売りに押されるものも多く、売り急ぐ動きはないものの上値の重い展開となった。
26,500円を割り込むと買い戻しが入り26,500円を超えて前場の取引を終えたが、指数に影響の大きな銘柄の買い戻しに過ぎないという雰囲気で堅調ながらも雰囲気は良くなかった。
昼の時間帯も上値の重い展開となり、後場前場の終値を下回って始まるとあっさりと26,500円を割り込み、276,500円では売りというような形でじりじりと値持ちの悪さを嫌気しての下落となった。引けを意識する時間帯になると買い戻しが入らないことを確認しながら手仕舞い売りに押され、結局は安値引けとなった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に目先の値動きが軽いものが買われ、総じて堅調、マザーズ指数やグロース株指数は大幅高だった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を動かすことも方向感を出すこともなく、持高調整の売り買いやヘッジの売り買いが中心となっていたようだ。
節目とみられる26,500円での上値の重さが確認された形だ。日経平均に影響の大きな銘柄はどうしても買われすぎ感が強いものが多く、改めて金利の上昇などを考えると買えないということなのだろう。
これまでは買えない状況の時は空売りが積み上がって逆に踏み上げ相場で上昇となることが多かったのだが、今回は空売りがあまり積み上がらず、まだまだ冴えない下値模索が続くことになりそうだ。26,500円をキープ出来なかったことでここから下値を試すことになるかもしれない。
テクニカル分析
日経平均
ほぼ寄り天の安値引けという形であまりいい形ではない。いったん下値を試すことになるのだろうが、逆に本日の高値を抜ければ底入れと見ても良いのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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