ミャンマー運輸省は29日、同国最大都市ヤンゴン郊外に計画されているハンタワディ国際空港建設事業で、総額15億USドル(凡そ1,600億円)に登る大型契約の優先交渉権を日揮を含む企業連合に与えたと発表。今年2月に、同空港の開発事業を受注していた韓国企業との交渉が決裂していた。
ミャンマーの情報サイト『Myanmar Times』によると、ミャンマー運輸省民間航空局はシンガポールのヨンナム・ホールディングス、チャンギ・エアポート・プランナーズ・アンド・エンジニアーズそして日揮による企業連合を空港建設業者として選出。
同空港は、ミャンマー近代化事業の一環として現在進行している三つの空港建設事業の中でも最大となり、将来の主たる玄関口としての利用が期待されている。
昨年8月には、韓国の仁川国際空港公社による企業連合が受注していたが、同社の提案に対して政府が受け入れに難色を示したため、その後再入札となった。
民間航空局の発表によると仁川国際空港公社の提案は、民間航空局が設定した年間1,200万人を下回る1,000万人を目標としており、またプロジェクトのファイナンスにおいても多くの問題があったとされている。
ミャンマー政府関係者は現在JICAと建設費用や開発協力について話を進めているとされており、空港の開港は2016年から2019年12月に延期された。
また、三菱商事、JALUXとミャンマーのSPAプロジェクトマネジメントによる企業連合がマンダレー国際空港の修繕業者として選出されている。
(ZUU online)
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