日経平均 | 27,104.32円 ▼368.78円 |
為替 | 1ドル=134.78円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 12億3,603万株 |
売買代金 | 2兆8131億32百万円 |
値上り銘柄数 | 375銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,393銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 121.47% |
市況概況
米国株安を受けて大幅安
ここまで比較的値持ちの良い展開となっていた日本市場だが米国株が大きく下落したことを売り先行となった。
特に売り急ぐ材料や買い急ぐ材料ということでもなかったのだが、もともと買い気に乏しい中でちょっとした売りが出ると指数が大きく下落し、売りが売りを呼ぶような場面も見られて一気に27,000円を意識する水準までの下落となった。ただ、下げる過程でもいったん27,200円の節目あたりでの下げ渋りも見られたように買い戻しが入って下げ渋ると節目を意識しての戻りとなった。
昼の時間帯も冴えない展開が続き、後場はいつも通り全く方向感に乏しい展開となった。買い戻し一巡となったものは戻りも鈍く、節目をされる27,200円を意識するまでもなく上値が重くなり、かといって売り急ぐということでもなく冴えない展開となった。結局最後まで買いは入らず大幅安で引けた。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調でマザーズ指数やグロース株指数は大幅安だった。先物はまとまった売りが散発的に見られて指数を押し下げる場面も見られ、買い戻しも限られたことで買い支え要因とはならなかった。
27,500円を超えれば売り、割り込むと買いという雰囲気から一段下値を試す動きとなった。27,200円~300円水準で下げ渋りとなるかと思ったがもう少し下がったことで、今度は上値は27,500円水準ということになりそうだ。下値模索ということで買われすぎ銘柄を中心に冴えない展開が続き日経平均は27,000円前後での底堅さを確認することになりそうだ。
テクニカル分析
日経平均
一気に25日移動平均線や75日移動平均線を下回り、雲や基準線の水準まで下落となった。まだまだ雲のサポートを確認する動きが続くと思われ、75日移動平均線や25日移動平均線が上値となるのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。