日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 27,473.10円 ▼58.84円
為替 1ドル=134.38円
売買高(東証プライム、以下同) 10億4,569万株
売買代金 2兆2796億06百万円
値上り銘柄数 999銘柄
値下り銘柄数 756銘柄
騰落レシオ(25日) 122.34%

市況概況

米国市場が休場で方向感に乏しいが手仕舞い売りも嵩んで冴えない展開

米国市場が休場となるなかで、夜間取引で日経平均先物が冴えない展開となったこともあり、売り先行となった。ただ、寄り付きの売りが一巡となると特に売り材料もないということで買い戻しが入り昨日の終値を抜けるようなところまで戻した。

それでも上値が重いとなると手仕舞い売りに押され、冴えない展開となったことで売られると一気に27,300円台まで売り込まれた。その後は買い戻し入り再び昨日の終値を意識するように27,500円台まで戻したが上値は重い雰囲気だった。

昼の時間帯も冴えない展開となり、後場も27,500円台は保って始まったものの27,500円を超えると売られるという状況で徐々に下げ幅拡大となった。

いったん27,500円まで戻りかける場面もあったが、戻りきらないと再度売り直され、結局は27,500を下回って下値を試す動きとなった。それでも売り急ぐこともなく値持ちの良さも見られ、冴えない展開とはなったものの底堅さも見られるというような方向感に乏しい展開が続いた。

小型銘柄も冴えない展開となるものが多く、大きく下押すこともなかったが、マザーズ指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いも少なく目先的な持高調整が中心と見られ、大きく指数を動かすことも方向付けることもなかった。

今度は27,500円を割り込んでの引けとなったが、売り急ぐというようなこともなく、相変わらず27,500円を割り込むと買い、抜けると売りという状況が続いている。

これが、27,500円を超えると買い、割り込むと売りというような雰囲気になるのかどうかということだ。指数に影響の大きな銘柄の空売りの積み上がり方次第ということなのだろうが、まだまだ保ち合いが続くと思われるので、そろそろ動きだしかもしれない。

テクニカル分析

日経平均

25日移動平均線にサポートされた形だが徐々に上値の重さが気になりだしており、下値を試す動きとなるのではないかと思う。25日移動平均線を下回ると一気に下落ということもありそうだ。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。