日経平均 | 27,513.13円 ▼183.31円 |
為替 | 1ドル=134.71円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 11億4,355万株 |
売買代金 | 2兆6692億20百万円 |
値上り銘柄数 | 639銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,119銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 111.99% |
市況概況
米国株安を受けて売り先行も何とか27,500円はキープ
米国株が大幅安となったことで売り先行となった。寄り付きから27,500円の節目を割り込んだ始まりとなったが、割り込んで始まったことで買い戻しが入り、戻り歩調となった。それでも27,600円を超えると今度は手仕舞い売りに押されて再度27,500円を割り込む場面も見られるなど冴えない展開が続いた。
昼の時間帯も手仕舞い売りに押されて下値を試す動きとなり、後場に入ると何とか27,500円をキープしたものの、少し目を話すと27,500円を割り込むというような感じだった。
それでも27,500円を割り込んだから売るというようなことでもなく、指数は小動きで27,500円を挟んで出たり入ったりという状況だった。引けを意識して売りが嵩む場面もあったが売りも限られ、結局は何とか27,500円を超えての引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調だった。マザーズ指数やグロース株指数は大幅安だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたものの断続的な売り買いは少なく、指数を大きく動かすようなこともなかった。
節目とみられる27,500円はキープしたものの改めて上値の重さが確認された形だ。ここで空売りが積み上がれば再度27,800円を目指すことになるのだろうが、週末の米国でもさらに金利上昇などが懸念されると今度は27,000円を目指すようなこともあるのだろう。
決算発表が出揃い、持高調整の売り買いが一巡となると後は上がれば売り、下がれば買いとなるのだろうし、27,500円を中心に右往左往するだけの相場ということなのだろう。
テクニカル分析
日経平均
27,500円水準で上髭線となり、ここで保ち合いの下限となるかどうかということだ。ただ、まだ移動平均線や雲からの乖離も大きくもう少し下値を試すことがあるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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