日経平均 | 27,501.86円 ▼100.91円 |
為替 | 1ドル=133.45円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 12億2,711万株 |
売買代金 | 2兆7304億06百万円 |
値上り銘柄数 | 624銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,127銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 121.01% |
市況概況
買い先行でも今日もほぼ寄り天!
米国株はまちまちだったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったこともあり、本日の日本市場は買い先行となった。ただ、寄り付きの買いが一巡となると手仕舞い売りに押されるものが多く総じてさえない展開となった。
積極的に買い上がるような材料があったわけでもなく、米国ではスタグフレーション懸念が拭い切れておらず、日本でも金融緩和の終了懸念や地政学リスクなどもあり、買えないという状況で手仕舞い売りに押されて軟調となった。
昼の時間帯も売り物がちで、後場も安く始まり下値を試す動きとなった。それでも大きく下落するということでもなく買戻しが入ると戻り歩調となる場面もあった。ただ、27,500円の節目をあっさりと割り込んだことから27,500円のところでは上値も重く、指数は小動きとなった。最後は買戻しが入って何とか27,500円を超えての引けとなったが、改めて上値の重さが確認された格好となった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調だった。マザーズ指数やグロース株指数は大幅安に近いような売りとなった。先物はまとまった売りが散発的に見られる形で指数を下押す場面もあった。ただ、断続的に売りが出るということでもなく、大きく方向感が出るということでもなかった。
相変わらず27,500円を超えて始まるとほぼ寄り天という状況だ。目先の受給要因では買戻しが入るのだが、買戻し以外に買いが入らないということなのだろう売り急ぐ動きはないのだが戻れば売りというような状況が続くのだろう。指数よりも個別に割安感が強い銘柄を物色することになるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
何とか27,500円では下げ渋りとなったが、まだまだ75日移動平均線や雲のサポートを確認するような場面もあると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。