日経平均 | 27,602.77円 △175.45円 |
為替 | 1ドル=132.00円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 10億5,472万株 |
売買代金 | 2兆4260億91百万円 |
値上り銘柄数 | 1,458銘柄 |
値下り銘柄数 | 338銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 124.69% |
市況概況
米国株高を受けて買い先行、一時大幅高となるも寄り天に近い状況
米国株が大きく上昇していたことや夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったこと、そして昨日の下落の反動もあって大きく上昇しての始まりとなった。ただ、寄り付きの買いが一巡となると手仕舞い売りに押されて冴えない展開となり、指数は上げ幅縮小となった。特に買い上がる材料もなく、買い戻し一巡となると買い気に乏しい展開となった。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場も上値の重い展開だったが、売り急ぐということでもなく、値持ちの良さから買い戻しなどが入り指数を押し上げる場面もあったが、上がれば売りというような感じで売られ、結局は小動きだった。最後は買い戻しも入り何とか27,600円台での引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、堅調ではあるもののマザーズ指数やグロース株指数は上値の重い展開となった。先物もまとまった売り買いは少なく、指数を大きく動かすようなこともなかった。持高調整の売り買いが中心と見られ、方向感が見られなかった。
堅調ながらも上値の重い展開となっている。ここからさらに買い上がるというには手掛かり難で買い戻しは入るがそれ以上の買いは入らないということのようだ。
芳しくない決算が見られるなかでインフレ懸念が根強く、金融緩和の継続も確信が持てないということで買い難さが見られる。割高銘柄から割安銘柄への資金シフトが続き、指数は小動きという状況なのだと思う。指数は上がれば売られ、下がれば買われるという状況がまだまだ続くのだろう。
テクニカル分析
日経平均
27,500円を超えて始まると売られるというような感じだ。まだまだ75日移動平均線や雲のサポートを確認するような場面があるのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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