日々是相場［夕刊］―― 2023年2月16日（木）

（画像＝VectorSpace／PIXTA）

市況概況

手掛かり難でも上伸

米国株が堅調だったことや円安気味といいうこと、そして夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったこともあり、買い先行となった。ただ、寄り付きからの買い戻しが一巡となると一気に手仕舞い売りに押されて昨日の安値を下回った。それでもすぐに買い戻されるなど堅調な地合いが続いた。

昼の時間帯は上値の重さを嫌気するような動きが見られ、後場は上げ幅縮小した始まった。それでも売り急ぐ動きが見られないことから買い戻しが入りじりじりと上げ幅を拡大し前場の高値を抜ける場面もあった。最後の最後に手仕舞い売りに押されて上げ幅縮小となったものの堅調な展開となった。

小型銘柄も手掛かりに乏しい中で目先の需給で堅調なものが目立ち、マザーズ指数やグロース株指数は大幅高だった。先物はまとまった買いが散発的に見られ、指数を押し上げる場面も見られたがはっきりと方向感が出るような断続的な動きはなかった。

新聞で上値の重さが取りざたされると今度は寄り付きの売り一巡から買い直されるというような展開となった。特に手掛かりにも乏しいなかで目先の需給だけでの動きという感じだ。ここから上値の重さを嫌気しては売られるということなのだと思う。

テクニカル分析

日経平均

27,500円を超えて始まったところで初めての陽線となった。それでもまだ保ち合いの範疇ということでもあり、保ち合い継続なのだろう。

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当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。