日経平均 | 28,041.48円 △258.55円 |
為替 | 1ドル=132.92円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 14億5,536万株 |
売買代金 | 3兆7422億44百万円 |
値上り銘柄数 | 1,280銘柄 |
値下り銘柄数 | 477銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 117.36% |
市況概況
大きく上昇する場面もあったが最後は手仕舞い売りに押される
米国株高を受けて買い先行となり、節目とみられる28,000円を超えての始まりとなった。寄り付きの買いが一巡となった後に瞬間的に28,000円を割り込む場面もあったが、すぐに買い戻しを急ぐ動きから「窓埋め」となるように上値を試す展開となった。
その後は買い戻しなどが一巡となると今度は手仕舞い売りに押されて28,000円を割り込む場面も見られた。それでも28,000円を割り込むと買われるということで値持ちは良く、指数先行でしっかりとした動きとなった。
昼の時間帯は特に動きは見られず、後場に入ると若干値を下げて始まったが、28,000円を割り込まないということで買い直され、前場の高値を試す動きとなった。
それでも前場の高値を超えないとなると今度は手仕舞い売りに押され、28,000円を割り込むところまで売られ、28,000円を割り込むと買い戻しが入るという展開となった。最後は持高調整の売り買いでどっちに転ぶか、というような雰囲気だったが、結局は買い戻しも入り28,000円台での引けとなった。
小型銘柄は買い戻しも特に急ぐということでもなく、指数先行での買いが入らない分、冴えない展開だった。マザーズ指数やグロース株指数は堅調だが上値の重い展開だった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られ、指数を動かす場面もあったが、断続的な動きとはならず、大きく方向感が出るということでもなかった。
配当落ちを埋めるように、また、チャート上の「窓」を埋めるような展開となった。それでも28,000円を超えて買い上がるということでもなく、保ち合いの上限というような雰囲気であり、まだまだ本格的な上昇トレンドということでも無いだろう。
持高調整の売り買いで上がれば売られ、下がれば買われるというような状況が続くのだと思う。日中の動きは一方向に動きやすいと言うことであり、月初の買いも期待されるところなのだろうが、トレンドが出ているということでも無いのだろう。
テクニカル分析
日経平均
窓埋めという展開となった。上髭線の長い形であり、いったんここで高値となった可能性が高い。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。