日経平均 | 27,883.78円 △365.53円 |
為替 | 1ドル=131.95円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 13億9,980万株 |
売買代金 | 3兆3011億58百万円 |
値上り銘柄数 | 1,734銘柄 |
値下り銘柄数 | 78銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 117.36% |
市況概況
米国株は冴えなかったが、期末の買いが入り大幅高
米国株は冴えない展開だったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が堅調だったことから若干だが買い先行となった。
寄り付きの買いが一巡となったあと一瞬売られる場面もあったが、すぐに切り返し、じりじりと値を上げる展開となった。さすがに配当落ち後の27,500円を超えるようなところでは上値も重くなり、上げ幅縮小して前場の取引を終えた。
昼の時間帯も買いもの勝ちとなり、後場が始まるとじりじりと値を上げる展開となった。上がるから買う、下がらないから買うというようなことで買い戻しを急がせる格好となり、大幅高となった。上値の節目と見られる27,800円を超えるとさすがに上値の重くなる場面もあったが、買い戻しは最後まで続き、ほぼ高値引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売り一巡から買い戻しなどが見られて堅調なものが多く、マザーズ指数やグロース株指数は堅調だった。先物は散発的にまとまった買いが入るというよりは断続的に小口の買いが入ったという形で、指数をじりじり押し上げる形となった。現物から先物に乗り換える動きが見られたものと思われる。
買戻しや配当取りの動きが強く大きな上昇となった。指数先行であり、明日につながるかどうかわからないようなことなのだと思うが、とりあえず買っておくということなのだろう。
配当落ち後の動きが気になるところでもあるが、今度は先物売り現物買いのながれなので、意外高、意外安となるかもしれない。ただ、その動きは一過性であり、月末まで高ければ月初が安く、月末までに下落していれば月初は高いということなのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
下髭線となって上値は25日移動平均線に押さえられた形となった。遅行スパンもローソク足に絡んでの動きで、月替わりから方向感が出てくるのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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