日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 27,518.25円 △41.38円
為替 1ドル=130.72円
売買高(東証プライム、以下同) 10億7,477万株
売買代金 2兆3613億14百万円
値上り銘柄数 684銘柄
値下り銘柄数 1,046銘柄
騰落レシオ(25日) 113.13%

市況概況

買い先行で始まったものの上値の重い冴えない展開に

米国株はまちまちで方向感は見られなかったが、金融不安が薄れたことなどから夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、日本市場は買い先行となった。

ただ、いつものことではあるのだが、寄り付きからの買いが一巡となった後は手仕舞い売りに押される形で冴えない展開となった。27,500円をサポートに切り返す場面もあったが、寄り付きの高値を抜けないということで売り直されて何とか昨日の終値は保ったものの27,500円を割り込んでの引けとなった。

昼の時間帯は特に何もないことから後場は手仕舞い売りに押される展開で昨日の終値や前場の安値を下回って始まり、下値を試す動きとなった。

それでも売り急ぐということでもなく、27,400円まで一気に下落することもなく案外値持ちの良い展開となり、後場中ごろからは買い戻しも見られて再度前日比プラス圏での動きとなった。前場の終値を上回り27,500円を超えても売られず、最後は買い戻しもあって案外堅調な展開となった。

小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調、マザーズ指数やグロース株指数は大幅安となった。先物はまとまった売り買いも散見されたものの大きく方向感を出すということでもなかった。下がれば買われ、上がれば売られるというような感じで指数に連れての動きとなった。

相変わらずの保ち合い相場ということで今度は27,500円を割り込むと買いというような展開で意外と値持ちの良い相場となった。

積極的に買い上がるような材料もなく、上値はまだまだ重いと思われ、上値の重さが確認されると売り直されるということになるのだろう。期末を迎えての持高調整が中心でまだまだ上がれば売られ、下がれば買われるというような相場が続くのだろう。

テクニカル分析

日経平均

下髭線となって上値は25日移動平均線に押さえられた形となった。遅行スパンもローソク足に絡んでの動きで、月替わりから方向感が出てくるのだと思う。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。