日経平均 | 27,476.87円 △91.62円 |
為替 | 1ドル=131.14円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 9億8,709万株 |
売買代金 | 2兆2884億20百万円 |
値上り銘柄数 | 1,239銘柄 |
値下り銘柄数 | 515銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 112.51% |
市況概況
米国株高を受けて買い先行だが、上値も重い
週末の米国株が堅調となったことを受けて、週明けの日本市場は買い先行となった。ただ、寄り付きの買いが一巡となると特に買い上がる材料もないというとや地政学リスク、金融不安などもあって手仕舞い売りに押され、先週末の終値を下回る場面もあった。
ただ、さすがに前日比マイナスとなるところでは買い戻しも入り、寄り付き直後の高値を抜けて高値圏での引けとなった。
昼の時間帯は特に動きは見られなかったが、後場も前場と変わらず水準で寄り付いたあとに値持ちの良さを好感するように買い戻しを急ぐ動きも見られ、前場の高値を抜けて一気に節目と見られる27,500円を超える場面もあった。
それでも、27,500円を超えると手仕舞い売りも嵩んで上げ幅を縮小、27,500円を割り込むと買い戻しが入るというような展開だった。ただ、最後は手仕舞い売りに押されて上げ幅を縮小、堅調ながらも改めて上値の重さを確認する形となった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調となった。マザーズ指数やグロース株指数は終始軟調な展開だった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を大きく動かす場面はほとんどなかった。方向感が出るような売り買いも特に見られず、指数に連れての動きとなった。
売り買いの決定的な材料がなく、相変わらず上がれば売られ、下がれば買われるというような展開だ。買い切れないような懸念材料も多いのだが、決定的なものでもなく、配当狙いもあって手仕舞い売りも限られるというようなことなのだろう。
次替わりまで動き難いのだろうし、持高調整の売り買いが中心のなかで上がれば売られ、下がれば買われる状況はまだ続くのだろう。
テクニカル分析
日経平均
想定される75日移動平均線と25日移動平均線の間の動きとなっている。下髭の長い十字足でここが上値となり、再度下値の目途である75日移動平均線や雲までの調整もあるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。