日経平均 | 27,419.61円 ▼47.00円 |
為替 | 1ドル=130.69円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 10億6,721万株 |
売買代金 | 2兆4742億25百万円 |
値上り銘柄数 | 1,059銘柄 |
値下り銘柄数 | 688銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 112.11% |
市況概況
米国株安を受けて売り先行となるも買い戻しも交えて下げ渋り
米国株が米FOMC(公開市場委員会)の結果を受けて大きく売られたことから、本日の日本市場も売り先行となった。寄り付きからの売りが一巡となった後は買い戻しも入り下げ幅を縮小、値持ちの良い展開からさらに買い戻しが入り、軟調ながらも下げ幅を縮小し本日の高値水準での引けとなった。
昼の時間帯は大きな動きは見られず、後場は売り物がちの始まりとなった。それでも売り急ぐということでもなく、戻りを試しては27,400円を超えると売られるという状況が続き売り直される場面もあった。
ただ、売り急ぐということでもなく、下げ渋ると引けを意識する時間帯からは逆に買い戻しを急ぐ動きも見られ戻り歩調となった。最後まで売り急ぐこともなく値持ちはよかったが最後は手仕舞い売りもあって、高値圏で引けたものの軟調だった。
小型銘柄は堅調なものが見られ、マザーズ指数は堅調、グロース株指数は大幅高となった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られ、指数を動かす場面もあったのだが断続的な動きは見られず、指数を牽引するようなこともなかった。
米国株が大幅安となった割には堅調な展開となった。積極的に買い上がるような材料もないのだが、売り急ぐ材料もないということなのだろう。金融不安を煽るような報道が多いが特にそうした報道に反応するということでもなく、買い気が強いというよりは売り急ぐことなないという状況だ。
依然として保ち合い相場が続いているということでもあり、まだまだ上がれば売り、下がれば買いということで良いのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
引き続き75日移動平均線や雲にサポートされた形となった。上値も重いので、まだまだ下値を試す動きなのだろうが、値幅調整というよりは日柄調整ということなのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。