日経平均 | 28,188.15円 △146.67円 |
為替 | 1ドル=133.53円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 12億1,666万株 |
売買代金 | 2兆8278億13百万円 |
値上り銘柄数 | 1,448銘柄 |
値下り銘柄数 | 341銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 123.02% |
市況概況
買い先行だが手掛かり難で小動き
週末の米国株が大きく上昇となったことから買い先行となった。朝方発表された日銀短観も想定内ということで特にサプライズもなく、寄り付きから高く始まった後は特に買い上がるでもなく、売り急ぐでもなく方向感に乏しい展開となった。上がれば売られ、下がれば買われる状況で結局方向感のないままに前場の取引を終えた。
昼の時間帯は先物に買いが入り、後場は再度28,200円を超えて始まったもののすぐに28,200円を下回るという展開で上値の重い感じとなった。それでも売り急ぐということでもなく、非常に狭い範囲での動きで、まさに「閑散小動き」という状況だった。最後の最後まで方向感は見られず、後場は非常に狭い範囲での値動きだった。
小型銘柄も買い先行となり、総じて堅調だった。幕間つなぎ的に値動きの軽い銘柄が物色されるという面もあり、マザーズ指数やグロース株指数は大幅高だった。先物はまとまった売り買いも少なく、持高調整の売り買いが中心で大きく方向感を出すようなこともなかった。指数に連れての動きやヘッジの買いなどが見られるという状況だった。
先週末に大きく上昇したことで月初の買いは入ったのだろうが目先的な手仕舞い売りに押されるものも見られた。半導体関連銘柄などが売られて指数を下押す要因となるなど、先行き不透明ななかで買い戻しだけが支えというような感じだ。
月初の買いがどこまで続くかということになるのだが、空売りが積み上がらなければ以外に早く買い戻し一巡からの手仕舞い売りに押されることになりそうだ。
テクニカル分析
日経平均
窓埋めから上値を試す動きだが目先的な過熱感もあり上値も重くなっている。すぐに移動平均線あたりまでの下落は見られそうだ
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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