日経平均 | 28,287.42円 △99.27円 |
為替 | 1ドル=132.76円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 12億506万株 |
売買代金 | 2兆8,866億55百万円 |
値上り銘柄数 | 889銘柄 |
値下り銘柄数 | 853銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 119.61% |
市況概況
最後は買い戻しも入って高値引け
米国株はまちまちで、利上げ打ち止めからの利下げ期待もある一方でスタグフレーション懸念も強まり、日本市場も買い先行で始まったものの売り買い交錯する形での始まりとなった。
その後は月初の買いが続いたことや買い戻しを急ぐ動きで堅調な地合いが続いた。それでも積極的に買い上がるということでもなく、いったん上値も重くなった。
昼の時間帯は昨日同様に先物に買いが入り、後場は前場の高値を上回っての始まりとなった。それでも寄り天のような形で上げ幅を縮小、冴えない展開だったが、売り急ぐということでもなく、月初の買いが続いているということで値持ちがよく、最後は買い戻しが入り高値引けとなった。指数に影響の大きな銘柄だけという感じでもあったが、月初の買いで押し上げられた形だ。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調、マザーズ指数やグロース株指数は大幅安となった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を大きく動かすことはなかった。持高調整の売り買いというよりは小口の売り買いが多く、方向感は見られなかった。
昨日に続き堅調なのだが上値は重いという状況だ。月初の買いということで指数先行となっており、積極的に買い上がるというよりは持高調整の買い戻しなどで押し上げられている。強弱感がはっきりと見えず、方向感に乏しい中で月初の買いがどこまで続くかということになるが、明日あたりからは手仕舞い売りが優勢となって来るのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
昨日の高値を抜けての高値引けだが、出来高を伴っておらず、買い戻し一巡となりそうだ。いったん25日移動平均線までの調整は見られるのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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