日経平均 | 28,593.52円 △29.15円 |
為替 | 1ドル=134.31円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 8億6,110万株 |
売買代金 | 2兆507億61百万円 |
値上り銘柄数 | 1,135銘柄 |
値下り銘柄数 | 614銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 131.60% |
市況概況
方向感に乏しい中で手仕舞い売りに押されて冴えない展開
週末の米国株は方向感に乏しい展開だったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったこともあり、週明けの日本市場は買い先行となった。
ただ、寄り付きの買いが一巡となるといったん下値を試すというような雰囲気で落ち着きはなかった。それでも先週末の終値を意識すると買い戻しも入って切り返し、寄り付きの水準を抜けて上値を試す動きとなった。さすがに28,700円を意識すると買い上がる動きもなく、全体としては堅調ながらも上値の重い展開となった。
昼の時間帯も特に動きは見られなかったが、後場は前場の終値を下回っての始まりとなった。寄り付きの売りが一巡となると買い戻しも入り値持ちも良かったのだがさらに上値の重さが確認されると手仕舞い売りに押されてじりじりと値を下げ、結局最後まで買い気に乏しく、週末の終値近くまで下落となったが、最後の最後は買い戻しが入り小幅高となった。
小型銘柄も先週末の大幅安の反動から堅調なものが見られたが最後は手仕舞い売りに押されて冴えない展開となり、マザーズ指数は小幅高、グロース指数は小幅安となった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を大きく動かすということでもなく、上がれば売り、下がれば買いというような方向感に乏しい展開となった。
積極的な売り買いの材料にも乏しく、日銀の金融政策決定会合や決算発表が本格化すること、ゴールデンウイークを控えていることなどもあって方向感に乏しい展開となった。
買い戻し一巡となった物から売られる一方で空売りが積み上がっては買い戻しが入るというような展開となっている。目先の需給で右往左往しながら上値の重さが嫌気されるような展開になるのだと思う。いったん下値を試すような調整が見られるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
保ち合いが続いている。特に方向感が出るということでもなくどちらに放れるか、放れた方に大きく動くと思うが上値の重さもあり、いったん25日移動平均線や基準線までの調整は見られると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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