日経平均 | 28,657.57円 △50.81円 |
為替 | 1ドル=134.66円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 9億5,661万株 |
売買代金 | 2兆2,428億08百万円 |
値上り銘柄数 | 1,027銘柄 |
値下り銘柄数 | 703銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 128.21% |
市況概況
売り先行で調整感が強まったが、投資呼び込み策期待で買い戻しが入り異様に堅調な展開
米国株は方向感が見られず、目先的な過熱感もあって売り先行となった。ただ、寄り付きの売りが一巡となった後も買い戻しなどが入り下げ渋り、値持ちが良いから買い戻しが入るという状況で下げ渋りから堅調な展開となった。節目と見られた28,500円をあっさりと抜けて堅調な展開となった。政府が投資を呼び込む施策を打つということが報じられて買い戻しを急ぐ動きもでたようだ。
昼の時間帯はほとんど動きは見られなかったが逆に売り急ぐ動きもなかったことで後場も堅調な展開となり、値持ちが良いから買い戻しが入るという状況で上値の節目と見られる28,700円を試す動きとなった。ただ、28,700円をつけないとなると手仕舞い売りも見られて上げ幅を縮小する形となり、最後は手仕舞いう売りを急ぐ動きなどから売り直されて結局後場は行って来いということになった。
小型銘柄も総じて堅調ではあるものの上値も限られ、マザーズ指数やグロース株指数は堅調ながらも上値も限定的だった。先物は散発的にまとまった買いが入り、指数を押し上げる動きも見られたが、先導して買い上がるようなこともなかった。
日経平均は高い、というよりはファーストリテイリングが相変わらず買い戻しで指数を押し上げ、東京エレクトロンやアドバンテストが前日の下落の反動から買い戻しが入って指数を押し上げたということだ。
あくまでも目先の需給での動きであり、当面は空売りの買い戻しがどこにどれだけ入るかということになる。指数に影響の大きな銘柄の買戻しが一巡となり、空売りが積み上がらなくなれば一気に売られることになると思う。
テクニカル分析
日経平均
28,500円から28,700円水準での保ち合いという感じだ。ここをどちらに放れるかということだが、下に放れて25日移動平均線のサポートを確認するような動きになるのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。