日経平均 | 28,606.76円 ▼52.07円 |
為替 | 1ドル=134.52円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 9億7,911万株 |
売買代金 | 2兆3,673億04百万円 |
値上り銘柄数 | 639銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,081銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 116.79% |
市況概況
さすがに上げ一服となったが、28,500円は保って値持ちの良い展開
米国株が軟調となったことから売り先行となった。ただ、寄り付きの売りが一巡となった後は相変わらず買い戻しも入り前日の終値を上回る場面も見られた。
それでも改めて上値の重さが確認されると今度は手仕舞い売りに押されて28,500円の節目を意識する水準までの下落となった。下がれば買いということでの買い戻しも入り下げ渋りとなったものの冴えない展開で前場の取引を終えた。
昼の時間帯もほとんど動きは見られず、後場は前場の終値を下回って始まり冴えない展開が続いた、下げ渋ると買戻しも入るのだが、戻りは鈍く、戻りの鈍さが見られると手仕舞い売りも出るという状況だった。
それでも売り急ぐ動きもほとんど見られず、いつもの後場のように方向感に乏しい展開で下げ渋った。引けを意識する時間帯からは買戻しも入り、結局は28,600円水準での引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く総じてさえない展開だった。マザーズ指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を大きく動かすことはなかった。保ち合い相場ということで上がれば売られ、下がれば買われることの繰り返しという感じだった。
日経平均は9連騰とはならなかったが、それでも下げ渋り感が強い。ここで空売りが積み上がれば再度戻すのだろうが、空売りが積み上がらなければ今度は一気に下値を試すことになりそうだ。
買える材料がないだけに上昇が止まると売り急ぐ動きも出てくるのではないかと思う。指数に影響の大きな銘柄は少なくとも上値は重くなるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
気迷い線となっているが、ここから調整となると思う。本日の安値を下回ると、一気に25日移動平均線や基準線までの調整は見られると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。