日経平均 | 28,514.78円 △21.31円 |
為替 | 1ドル=133.92円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 9億9,476万株 |
売買代金 | 2兆2,224億74百万円 |
値上り銘柄数 | 920銘柄 |
値下り銘柄数 | 820銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 99.50% |
市況概況
今度はファーストリテイリングだけが安い!?
週末の米国株は軟調だったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が堅調となったことから買い先行となった。先週末の大幅高の要因となったファーストリテイリングが大きく売られたことで日経平均も実質的に寄り付き高値というような感じで、手仕舞い売りに押されて冴えない展開となった
昼の時間帯も特に動きはなく、後場も前場の終値近辺での始まりとなった。その後は手仕舞い売りに押されて節目とみられる28,500円を割り込んでの推移となったが、引けを意識するような時間帯からは値持ちの良さから買い戻しも入って指数を押し上げ、堅調な展開となった。今日はファーストリテイリングが指数の足を引っ張る形で小幅上昇にとどまったが、28,500円を超えての引けとなった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものも多く総じて冴えない展開だった。マザーズ指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いも少なく、ちょっとした売り買いで右往左往しているだけという感じで、方向感に乏しい展開だった。
堅調な地合いが続いているが単純に買い戻しが主体ということだろう。空売りがさらに積み上がるかどうかということであり、ここで買い戻し一巡となればファーストリテイリングが急落したように調整となるのだと思う。
逆にファーストリテイリングなどにさらに空売りが積み上がれば28,500円台がキープできるのだろう。ただ、その可能性は低いと思われ、目先的に買われすぎたファーストリテイリングなど買い戻し一巡から調整となって日経平均も27,500円あたりまでの下落はあると思う。
テクニカル分析
日経平均
寄り引け同事線に近く、首つり足のように下髭も長いという解釈で良いと思う。実際の寄り付きはほぼ天井ということで、ここからは調整となるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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