日経平均 | 28,156.97円 △74.27円 |
為替 | 1ドル=133.32円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 10億2,678万株 |
売買代金 | 2兆4,060億21百万円 |
値上り銘柄数 | 943銘柄 |
値下り銘柄数 | 787銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 133.32% |
市況概況
買い手掛かりがないが堅調
米国株は軟調となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたことから売り先行となった。寄り付き前には北朝鮮のミサイル発射でJアラートが発動されたが、特に材料視することなく、寄り付きの売りが一巡となると買い戻しが入り戻り歩調となった。戻り切らずに手仕舞い売りに押される場面もあったのだが、売り急ぐということでもなく、買い戻しが入り堅調な展開となった。
昼の時間帯も特に材料がないなかで買い先行となり、寄り付きの買いが一巡となって売られてもすぐに買い直されるという状況で堅調な展開が続いた。大きく買い上がるということでもなく上値も重いのだが、買い手掛かりもないなかで堅調な地合いが続いた。さすがに手仕舞い売りに押される場面もあったが、特に売り急ぐでもなく、結局は高値圏での引けとなった。
小型銘柄も総じて堅調でマザーズ指数やグロース株指数も堅調だった。先物はまとまった売り買いは少なく、指数を大きく動かすことも方向付けることもなかったのだが、買い戻しなどが散発的に見られ、指数を下支えする形となった。
これだけ買えない材料が多いなかで堅調な展開となったということは買い戻しが主体ということだろう。ただ、売りも出ていないということで何故売られないのかわからない感じだ。
それだけ売れるものがないということでもあり、下がり始めると見切り売りが出て売りが売りを呼ぶような展開になるのだろう。そうした動きが出るまでは上がれば売られ、下がれば買われるということで方向感は見えないのだろう。
テクニカル分析
日経平均
意外高、だが「包み足」でここが高値となった可能性が高い。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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