日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 228,620.07円 △26.55円
為替 1ドル=134.19円
売買高(東証プライム、以下同) 10億193万株
売買代金 2兆3,472億03百万円
値上り銘柄数 1,080銘柄
値下り銘柄数 666銘柄
騰落レシオ(25日) 128.56%

市況概況

米国株はまちまちだが、買い先行で一時年初来高値更新

米国株はまちまちだったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が堅調だったことから買い先行となった。

寄り付きの買いが一巡となった後も買戻しを急ぐ動きなどから上値を試す展開となり、日銀の金融政策決定会合を前に新総裁がYCC(イールドカーブコントロール)政策を継続すると議会で証言したことなどが好感されて年初来高値更新となった。ただ、買いが続くということもなく上げ幅を縮小しての引けとなった。

昼の時間帯は手仕舞い売りに押され気味となり、後場は節目とみられる28,700円を割り込んで始まり、冴えない展開となった。買い気に乏しく下げ渋って買い戻されては売り直されるという展開でじり安となり、さすがに昨日の終値を意識すると下げ渋ったものの、最後は下げ渋りとはなったものの安値圏での引けとなった。

小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調だった。マザーズ指数やグロース株指数も軟調となった。先物はまとまった売り買いも少なく、指数を大きく動かすようなことはなかった。目先の需給での売り買いだけということで方向感は見られなかった。

指数は異様に強いのだが、盛り上がりもなく、なぜ高いのかよくわからないというような状況だ。買われているというよりは売られていないという状況で、指数を押し上げているのは買戻しだけということなのだろう。決算発表を控えて、あるいは決算発表を終えて、買い戻しが一巡となったものから売られるということになるのだろう。

テクニカル分析

日経平均

放れかけては放れきれないという状況で改めて上値の重さが確認されている形だ。ここらいつ25日移動平均線や基準線までの調整があるのかということになる。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。